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映画【SAW2】感想

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レビュー
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今回は「SAW2(ソウ2)」についての感想を書いていきます!
「SAW2」は前回紹介した映画「SAW」の続編となります。

物語は一人の情報屋がジグソウのゲームに巻き込まれ死亡するシーンから始まります。
ある一人の刑事「エリック」は、冒頭で死亡した情報屋を利用していた刑事です。彼は情報屋と関係があったとして現場に呼ばれ、その現場でジグソウからのメッセージを受け取ります。
これをきっかけにジグソウ事件の捜査に協力、あっけなくジグソウを逮捕します。そしてエリックはジグソウから「二時間だけ話したい」と言われます。その時エリックはジグソウに「ある映像」を見せられます。それはなんと自分の息子「ダニエル」がジグソウのゲームに参加させられているというもの。エリックは無事に息子と再会できるのか、という物語です。

主な登場人物
なんとジグソウの他に、前回ゲームにかけられ生還したはずのアマンダが再登場。あわれもう一度ゲームにかけられてしまいます。

※この先ネタバレ※

アマンダ、息子のダニエル含む8人の人間がゲームにかけられてしまいます。
内容は二時間以内に今いる家の中で解毒薬を見つけ自分に打つこと、できなければ事前に打たれた毒が全身に回って死ぬというもの。そしてその毒を入手するためにはそれぞれの人物に用意されたミニゲームをクリアしろというものでした。

ゲームが進むにつれ、この8人にはある共通点が見えてきます。一つは全員が何らかの前科持ち、もう一つは全員がエリック刑事に逮捕された事です。なんとエリック刑事は証拠をでっち上げて逮捕している人が多数おり、今回のゲーム参加者は皆エリック刑事に罪を盛られて逮捕された人が参加しているというものでした。当然全員がエリック刑事に恨みを持っています。
そんなところに報復対象になりかねない息子がいるのでますます救助しようと焦るエリック刑事。
ジグソウを殴り倒した時、ジグソウにゲームオーバーを告げられます。「君だけをあの家に連れていく」と言われ、ジグソウと二人でそこへ向かいます。施設に到着したエリック、しかしそこはもぬけの殻で人が居る気配がありません。そこで仮面を付けた誰かに襲われエリックは気を失いました。

二人の逃走後他の刑事が映像を調べます。そして映像を見た刑事の一人が気付きました。ゲームの映像は録画であり、現在のものではなかったのです。そして二時間のタイマーが終わりを告げ金庫が開きます。中にはなんと息子のダニエルが保護されていたのでした。
エリックはゲームの協力者であったアマンダにより捉えられ、ゲームオーバーとなりました。

★感想

SAW2は最初のSAWより少しグロ描写が強くなっていた気がしました。
ほかの方の感想は結構「アマンダのミニゲームである注射針に飛び込むシーンが痛そう」という人が多かったですが、私は個人的には男性が焼却炉で生きたまま燃やされるシーンの方がキツかったです。苦しみもがいた末に上半身だけ出てきて息絶えるのがなんとも見ていられない描写でした。

エリック刑事は気が短いのが後に仇となるのがなんとも言えません。ジグソウに「二時間私と話してくれれば息子に合わせてやる」と言われた時、疑わずに言う通りにしておけば息子と無事に再開できていたというワケです。何度も出てくる「ルールを忘れるな」というフレーズがジグソウゲームを攻略する大ヒントになっていて、これを無視した人は大体死んでいます。

エリックは最初からジグソウと視線が合わず、彼の話をまったく聞く気がないという態度でした。そういう人間だからゲームにかけられちゃったんだなぁという感じでした。SAWはデスゲーム系の映画ですが、結構ジグソウの話を聞くパートが長くとられていて、そこで登場人物の物語や思想が感じられるのが他のデスゲーム系と違って面白いなと思います。話をきちんと聞くことでゲームの本質やヒントが拾えるのがミソですね。

SAW2からデスゲームの人数が一気に増えたことで盛り上がりが感じられると思います。
気が向いたら是非ご覧ください。